経営分析指標 ~その13~
昨年2月から決算書等を使用して、簡単に会社の経営判断が出来る重要な経営分析指標を毎月一つのペースで、ご紹介・解説しております。
ご紹介する分析指標を参考に年次別に比較していただくと、会社の傾向が把握できますので、以下の資料をお手元にご準備の上ぜひお試し下さい。
はじめに以下の資料をお手元にご準備して下さい。
1. 決算書(直近3期分)
2. 会社情報(従業員数、発行済株式数
【借入金対月商倍率】
会社の借入金額が、売上高の何ヶ月分持っているかを示す指標です。
算式:借入金対月商倍率(月)=借入金/(売上高/12)
この指標は短いほど、会社は借入金の手持ち期間が短く財務体質は良いと判断されます。金融機関にとっては会社への貸付限度額を決定する際の主要な指標の比率になります。
ただし、この指標だけでなく会社の資本構成及び財務構成等を考慮することでより正確な判断ができます。具体的には、借入金を短期借入金(1年以内)に分けて算定し、長期資金と短期資金のバランスの適切性をチェックします。
また、第11回目のトピックス(2008.03.03)で紹介しました「流動比率」を用いて、会社の短期的な支払能力の高さも考慮するとにより一層正確な財務体質が把握できます。
ご不明の点などございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
メールでのお問い合わせはこちらまでお願いいたします。
なお、今回を持ちまして、「主要な経営分析指標の紹介・解説」は終了となります。
1年間お付合いいただき、ありがとうございました。次回からは、別テーマでの連載を開始いたします。
コンサルタント 松本 武士
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