パソコンの大掃除~その2~
前回(パソコンの大掃除~その1~)では、パソコンの「外」の掃除についてお届けしました。今回は、「中(データなど)」の掃除についてご説明します。
パソコンは、使っているうちに不要なファイルがたまっていきます。Internet Explorer等の一時ファイルや長い間使っていない無駄なファイルなどは、処理速度の低下の原因となります。また、パソコンは、ファイルの読み書きや削除などを繰り返し行っているうちに、ファイルのデータがハードディスクに分散して保存されます。これはファイルの断片化といって、そのまま放置していると、パソコンの起動や動作が遅くなる、ファイルが壊れる、システムがフリーズする、アプリケーションがエラーを起こしやすくなる、といった障害の原因となる場合もあります。パソコンの「中」も定期的にメンテナンスを行って掃除することで、こうした問題を解消することができます。
(注1)Windowsの場合で記述しています。操作方法の詳細は各バージョンによって異なりますので、製品の操作説明を参照するようにしてください。
<ごみ箱のお掃除>
「ごみ箱」に残っているものは、完全に削除されたわけではなく、もう1度利用したい場合などに元の場所に戻して再度利用することができます。つまり、ごみ箱に入れただけでは、データは削除されずまだ残っています。もし、「ごみ箱」がいっぱいの場合には、これを空にするだけでも、パソコンの環境が快適になります。
■手順
1.デスクトップにある「ごみ箱」をダブルクリック。
2.ごみ箱の中身を確認して削除していい場合は、「ファイル」→「ごみ箱を空にする」を選択。
<ブラウザ(Internet ExplorerやNetscapeなど)のお掃除>
ブラウザには、キャッシュ機能があります。キャッシュ機能とは、1度表示したホームページをハードディスクに保存して、2回目からはホームページの表示時間を短縮させることができる機能です。便利な機能ですが、パソコンに負担をかけます。月に1度くらいで「キャッシュファイルの削除」を行うと快適に保てます。
■手順
1.Internet Explorerの「ツール」から「インターネットオプション」を選択。
2.[全般]タブを選択し、「インターネット一時ファイル」内の[ファイルの削除]ボタンをクリック。→「ファイルの削除」画面が表示されたら、[OK]ボタンをクリック。
3.さらに、「履歴」内の[履歴のクリア]ボタンをクリック。→「表示したWebサイトの履歴を削除しますか?」と表示されたら、[はい]ボタンをクリック。
4.「インターネットオプション」画面の[OK]ボタンをクリック。
<自分で作成したファイルの整理>
自分で作成したファイルも気づかないうちにどんどんたまって、ハードディスクの容量を大きく減らしパソコンに負担を与えているものです。これによって、動作が不安定になってしまうこともあります。いらなくなったファイルは、こまめに整理するようにしましょう。
■手順
1.いらなくなったファイルを選択して右クリック。
2.表示されたメニューから「削除」を選択。
3.前述の「ごみ箱のお掃除」手順で、ごみ箱を空にして完全にファイルを削除。
<不要なソフトウェアのアンインストール>
「スタート」→「すべてのプログラム」を選択して、削除したいアプリケーションのメニューにアンインストールプログラム(自動的にアプリケーションの削除を行なってくれるプログラム)があれば、アンインストールプログラムを起動して指示に従って削除します。
【アンインストールプログラムがない場合】
1.「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」をクリック。
2.表示されたアプリケーション一覧から、削除したいアプリケーションを選択して[削除]ボタン([変更と削除]ボタンの場合も)をクリック。
3.「ファイル削除の確認」画面が表示されるので削除してよければ[はい]ボタンをクリック。
(注2)操作方法は、アプリケーションに付属されている説明書に記載の方法に従ってください。
(注3)操作前に、起動しているアプリケーションはすべて終了させてください。
(注4)重要なアプリケーションを誤って削除してしまわないようにご注意ください。
<Windowsのシステムツールを使う>
ハードディスクを大掃除するためのツールとして、Windowsには「ディスクデフラグツール」と「ディスククリーンアップ」が標準で用意されています。いずれもスタートメニューの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」から利用できます。
【ディスククリーンアップ】
不要なファイルを選択して消去すると、ハードディスクの空き容量が増え、パフォーマンスが改善します。
【ディスクデフラグツール】
「今すぐ最適化」ボタンをクリックすると、断片化されたファイルが連続的に配置され、ハードディスクへのアクセスが向上します。デフラグツールを利用する場合には、万が一ディスクに問題があった場合にデフラグでファイルが破壊される危険がありますので、ハードディスク内の重要なデータをバックアップしておきましょう。なお、ディスクデフラグの実行は、完了までに数時間かかる場合もありますので、時間に余裕のあるときに行ってください。
ISCグループ グループリーダー 福田 彩
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