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問題解決に向う強い意志

だんだんと暖かい日が増えてきました。本格的な春ももうすぐです。

私たちコンサルタントの経験を皆さまの事業に役立てていただこうという思いで始めた連載の2回目です。前回は、私たちが日常的に感じているテーマが「問題解決に向う強い意志」、「チーム力」そして「コミュニケーション能力」であることを紹介しました。
今回は、これらのうちの「問題解決に向かう強い意志」について。

一般的に、「問題解決」と聞くと、いわゆる「問題解決能力」を連想すると思います。学校教育の現場でも「子どもの問題解決能力」がテーマになったり、採用の現場でもそのような能力が指摘されたりしていますが、今回私たちがお伝えしたいのは、もう一歩手前の「問題解決に向かう強い意志」です。

私たちがコンサルティングの現場でしばしば出会うのは、問題解決能力に長けている方であっても、困難な状況下で解決を目指し続けることはなかなか容易いことではない、という現実です。
反対に、そのような能力の有る無しは関係なく、何があっても解決しようという意志を持ち続けている方であれば、解決に導いてくれる人との出会いやきっかけに恵まれる、という不思議な現象です。
いや、不思議ではありません。解決を志向する想いが、出会いやきっかけを創っていくのだと思います。

あたりまえのことですが、誰でも、すべての分野について万能なわけではありません。私たちは、自分の能力だけでなく、持てる人脈や情報を駆使して、自分たちの能力を超える問題でも解決していかなければなりません。つまり、私たちコンサルタントに求められる基礎力は、プロジェクトチームの中で、誰よりも強く問題解決を志向すること、そしてその想いをチームのメンバー(クライアント)に浸透させること、なのです。

このような社会情勢の中、解決しなければならない問題にぶつかっている会社は多くあります。その中でまず求められるのは、会社全体として「問題解決に向かう強い意志」です。個々人の「問題解決能力」がテーマになるのは、その次です。

あなたの会社には、そのような「強い意志」が存在しますか?


ISCグループ グループリーダー 福田 彩